「恋愛」

重なる二人の息が熱をもった
頷いて
指絡めて　
口付け交わして
灯りが消えた

ほらね？
欲望の海に
堕ちていくね。私とアナタ。

コレハ麻薬。
アナタにあげるわ。
もう止められないでしょ？

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現実。現世。
あるのはこの体とこの波打つ欲望だけ。

責任というものに最期の望みをかけました。
私はもう泣くこともできない。
許されない。
弱くなれない。
最低な人間なんです

＝糸冬＝
彼氏の病室から。